平行四辺形2

センシングデータを、もっと身近に

近年の技術革新は宇宙視点を抜きにしては語れません。

例えば車のGPS 機能や精度の増した気象予測は、宇宙に浮かぶ衛星から得られる地球規模のデータを利用することにより実現しています。さらに近年では画像処理機器の高度化やIOT デバイス等活用により、より精度の高い情報を得られるようになってきました。また、社会生活においても通信インフラの発達や高機能なスマートフォンの普及により、あらゆる場所からリアルタイムに情報を利用できるようになりました。今後、ますます「いま」や「この先」に「ここで」起こりうるコトやモノを知りたいといったニーズは高く、世界中で研究開発が進んでいます。

組合には、常にこの分野ではトップランナーと言われている研究者や大学発スタートアップ企業が参画し、長年の研究で培ってきた経験や実績を集結することで世界トップレベルの集合知をサービスとして利用できます。

図1
平方四辺形 平方四辺形
図2

衛星画像解析

衛星コンステレーション時代を迎え、衛星画像提供者と利用者をつなぐワンストップ・リアルタイムな「ECサイト」を開発する。多様な衛星データの統合利用技術開発と平行して、画像解析AI人材育成などを展開する。

超小型衛星

超小型衛星を用いたIoT通信、高精度・高セキュリティ測位等の社会基盤サービスの展開を行う超小型衛星の普及と整備を国際連携により進め、宇宙IoTサービスのプラットフォームとして利活用をグローバルスケールで開拓する。

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高精度・高セキュリティ測位

位置や時刻情報は世界共通インフラとなっている。高精度・高セキュリティな測位・時刻情報を安定的に提供できり技術開発と、それを利用した高信頼・高安全なアプリケーションを開発する。

ドローン高精度測位・認証

ドローン管制システムを前提に、ドローン運行を支援する総合サービスのデザインと事業化を推進する。3次元飛行ルーティング、高精度・高信頼性測位サービス、微気象情報サービス、通信や測位などの電波環境サービスなどを開発する。

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人間活動解析

モバイル位置情報の有用性は人流解析など新型コロナウイルス対策をはじめ、モビリティ、マーケティングなど様々な場面で示されてきました。ビッグデータの応用的な分析と、それらを定常的に提供できる仕組みを研究・実現する。

パフォーマンス計測・改善

人や組織のシステムやプロセスのパフォーマンスを計測・視覚化できる共通システムをオープン化し、パフォーマンスの向上、モチベーションの維持、事故の防止などにつなげる解析・利用手法を開発する。

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屋外フィールド IoTサービス

省電力で利用できるIoTプラットフォームを中核として、データを収集・マッピング・視覚化できるIoTの共通システムをオープン化する。建設現場等の現場でのデータの蓄積を容易・安価な実現を促進し、効率化・安全化、最適化を実現する。

スマートインフラと防災

国土交通PFやG空間情報センター等とも連携して、社会インフラの維持管理や被災情報などを「ネットワーキング」する。合わせて災害レジリエンスや持続的な維持管理の仕組みを強化し、地域インフラのデューデリ等も実施する。

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ハイパープラットフォーム

既存のプラットフォーム等をつなぐことで、データの共同利用と、分散したままでの解析を可能とするハイパープラットフォームを開発し、衛星画像、人流、社会インフラ、屋外フィールド管理などで情報価値創造を加速する。

SDGs × Space IoT

衛星画像によるマッピングやモバイルデータ等を用いて、SDGsに貢献する様々なインフラ整備や地域開発についてその効果を定量的に示す。良質なESG投資のSDGsへの貢献を定量化し、事業を加速する。

図11