平行四辺形2

スウィフト・エックスアイ株式会社

スウィフト・エックスアイ株式会社

高高度・成層圏付近での24時間連続飛行によるデータ観測実現へ

高高度滞空型無人航空機

Swift Xi(スウィフト・エックスアイ)株式会社の親会社であるSwift Engineering Inc.が、数年をかけて開発してきた高高度滞空型無人航空機(Swift Ultra Long Endurance:以下、SULEという。)は、高度60,000 ft (18.3km)を自律飛行するよう設計されており、2020年7月には米国にてNASAの全面協力のもと、飛行試験を実施し、初フライトに成功しました。

この成功により、低高度の人工衛星に比べ、より精度の高いデータ観測が可能となる高高度・成層圏付近での24時間連続飛行の実現へ向けてさらに開発を進めていきます。

このSULEは、商業、モニタリング、通信、防衛など多用途での使用が想定されており、生活に密着したあらゆる分野において、貴重なデータの観測が可能になることが期待されています。

USE CASES

  • 航空管制(航空管制、通信リレー)・宇宙航行学 (衛星設備テスト)
  • 災害対応 (被害地域の把握、非常通信網の開設)
  • 海洋調査 (沿岸警備、海洋侵入者探索)・漁業 (魚群及び赤潮観測)
  • 異常気象 (豪雨、落雷、竜巻)・火災 (損害評価、CO2/O2 流量観測)
  • 農業 (灌漑、生育状況、生産量予測)

SPECS

  • 飛行高度:60,000 ft (18.3km)
  • 巡航速度:55knots(101.8km/h)
  • サイズ:翼幅 (73ft:22.3m)/機体(40ft:12.1m)
  • 機体重量:175lb(79.4kg)
  • ペイロード:15lb (6.8kg) ※スケールアップ可
  • 動力:ソーラー発電
  • 飛行日数:30日以上 ※機体回収可能